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2023年8月3日(木)
【次回予告】
2023年度特別展示「都市と大学―法政大学から東京を視る―」
およびテーマ展示「社会を記憶する」(大原社会問題研究所企画)
同時開催のお知らせ
【次回予告】本ミュージアムでは、2023年度特別展示「都市と大学―法政大学から東京を視る―」
およびテーマ展示「社会を記憶する」(大原社会問題研究所企画)を同時開催します。
HOSEIミュージアムが開設された2020年、法政大学は創立(1880年)から140周年、大学昇格
(1920年)から100周年を迎えました。東京法学社として産声をあげた本学は神田地区の旧武家
屋敷や勧工場を転々としながら、日本全土から上京した有為な若者たちに法学教育を施しました。
そして、大学昇格の翌年、現在の富士見校地(市ケ谷キャンパス)に根城を構え、都市化の進展、
交通網の発展に伴い、東京各地にそのキャンパスを広げていきました。
本展示では、都市空間として発展・変容していった近現代の東京の姿を法政大学の歴史のなかから
捉え直すとともに、東京という空間の観点から本学の歴史を再考します。
―2023年度特別展示にあたって―
HOSEIミュージアムが開設された2020年、新型コロナウイルスが瞬く間に全世界に拡散しました。
あれから4年目を迎え、社会並びに大学における諸活動が本格的に再開したことを機に、改めて
「HOSEIミュージアム開設記念特別展示」(2021年開催)をお届けします。
【会期】2023年9月1日(金)~9月30日 (土) 日曜日・月曜日休館 ※開館カレンダーを必ずご確認ください
【開館時間】10時~17時(入館は16:30まで)
【会場】
1 HOSEIミュージアム ミュージアム・サテライト市ケ谷 (外濠)
法政大学の起源である東京法律学校の設立から、今日に至る3キャンパスの開設まで、通史的に法政大学
と東京の歴史を振り返ります。
2 ボアソナード・タワー14階博物館展示室
大学昇格(1920年)の時代に焦点を当て、スポーツや音楽、演劇など学生文化華やかなりし時代の教員
と学生たちの資料を展示します。
3 HOSEIミュージアム ミュージアム・サテライト市ケ谷(BT)
今回の特別展示の内容と連動する常設展示グラフィック「法政大学の校舎・キャンパスの広がり」(戦前・戦後)
および映像シリーズ「法政大学の歴史・文化・個性」をもとにした展示をお届けします。
※その他、詳細についてはフライヤーをご確認ください。
〈同時開催〉
テーマ展示〈働く人々とその社会の探究〉
HOSEIミュージアム✕法政大学大原社会問題研究所「社会を記録する」
「社会を記録する」は、HOSEIミュージアムを構成する6つのテーマのうち〈働く人々とその社会の探究〉を
テーマとし、大原社会問題研究所が所蔵する貴重な資料を展示します。社会問題の解決を企図する大原社会
問題研究所は、1919年の創設以来、調査研究の基礎となる資料の収集・公開に努めてきました。
今回の展示では、およそ100年前に収集された映像、貴重書、写真を通して様々な媒体で「社会を記録する」
ことの意味を考えます。また、マルクス直筆サイン入り『資本論』初版(レプリカ)を初公開します。
【会期】第1部:2023年9月1日(金)~12月23日(土)
第2部:2024年1月10日(水)~4月27日(土)
日曜日・月曜日・祝祭日休館 ※開館カレンダーを必ずご確認ください
【開館時間】10時~17時(入館は16:30まで)
【会場】HOSEIミュージアム ミュージアム・コア(九段北校舎1階)
【展示内容】
・「神戸川崎・三菱大争議」(1921年)フィルムの上映
・貴重書展示
第1部:マルクス―社会を変革する―
第2部:ルターからロバート・オーウェン―「近代」の思想的源泉―
・『関東大震災写真集1923・9』展示
第1部:都市の被災状況―建物・死者・街―
第2部:被災後の都市―避難・救援・復旧、復興―
※オープニングを記念してギャラリートークを実施します。詳細は法政大学大原社会問題研究所ウェブサイトを
ご確認ください。
※その他、詳細についてはフライヤーをご確認ください。